当院で行う網膜・黄斑の検査はできるだけ患者さんに負担の少ない検査となっております。
- 眼底検査では通常は散瞳(さんどう)の必要がありません。
眼底検査(optos) - 蛍光眼底造影の代わりにできるだけ血管眼底造影(OCTアンギオグラフィー)を行いますので、造影剤の点滴回数を減らすことができます。
OCTアンギオグラフィー(Elite9000)
問診・視力検査
問診
網膜・黄斑部に異常があると、自覚症状として視力障害を引き起こすことがあります。
主な症状
視力検査
問診の後に視力検査を行い、視力への影響を検査します。
眼底検査
Daytona(optos)を使用して眼底写真を撮影します。通常の観察範囲よりも広範囲の眼底撮影を行い、しっかりと検査します。従来の検査機器とは異なり、散瞳(さんどう)の必要はありませんので、患者さんの負担はありません。
血管眼底造影・蛍光眼底造影
血管眼底造影(Elite9000)
PLEX Elite 9000は、検査時に造影剤を使わずに網膜の血管と断層像を従来の機器よりも広範囲に撮影できる最新OCTとなります。網膜・黄斑疾患の眼底血管の異常に伴う病気を診断するのに有効です。世界で200台、日本では20台しか導入されていない最新高精度の検査機器です。
蛍光眼底造影
VISUCAM NM・FA(ZEISS)を使用して、蛍光眼底造影画像を高画質で撮影します。当院では、通常検査ではOCTアンギオグラフィーを使用して、血管眼底造影を実施しております。血管眼底造影では、検査前の造影剤点滴の必要はありません。
網膜断層検査
光干渉断層計(PLEX Elite9000)やOCTアンギオグラフィー(HD-OCT)などを使用し、網膜を断層状に撮影し状態を検査します。また当院では、OCTアンギオグラフィーを使用して血管眼底造影を行っており、網膜・黄斑の血管の様子を観察します。
網膜電図検査
網膜の電位変化を記録して網膜の状態を検査します。上記図は正常値のサンプルです。