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2017.06.26

学会発表:VERIONを用いた乱視矯正白内障手術の短期成績

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VERIONを用いた乱視矯正白内障手術の短期成績

はじめに

トーリックレンズを使用する白内障手術において、乱視軸の正しい マーキングは手術結果を左右する重要な手技である。

従来、角度ゲージを使用していたが、最近は術中イメージガイド システム(VERION)が使用可能となったので、その有用性 を検討した。

対象と方法

平成27年8月より、大浦アイクリニックにてVERIONを用いて白内障手術を施行した12例15眼を対象とした(VERION群)。
それ以前にVERIONを用いず従来の水平点をマーキングする方法にて白内障手術を施行した14例15眼(Manual群)を比較対照とし、後ろ向きに調査した。

結果

結論

VERIONは他覚乱視度数の改善において有用であると考えられた。

文献

無作為化試験でVERION群とManual群では裸眼視力では有意差は認めなかったが、
残余乱視・軸ずれには有意差があった。
【利益相反公表基準:該当】無