テクニスマルチフォーカル
テクニスマルチフォーカルは多焦点眼内レンズです。遠距離・中距離・近距離など患者さんのライフスタイルに合わせて焦点を調整することができ、特に近距離~中距離(33cm、42cm、50cm)のどの辺に焦点を合わせるかで、白内障手術後の眼鏡(コンタクト)の依存度を低減する事ができる眼内レンズです。
テクニスマルチフォーカルの種類
テクニス®マルチフォーカルIOL+2.75D
テクニス®マルチフォーカルIOL+2.75Dは、ショッピングやゴルフなどの中距離視力(50cm)の活動を主として行う患者さんに最適化された多焦点眼内レンズとなります。
テクニス®マルチフォーカルIOL+3.25D
テクニス®マルチフォーカルIOL+3.25Dは、読書や料理、パソコン操作などの距離(42cm)の活動を主として行う患者さんに最適化された多焦点眼内レンズとなります。
テクニス®マルチフォーカルIOL+4.0D
テクニス®マルチフォーカルIOL+4.0Dは、カメラの撮影、編み物などの距離(33cm)の活動を主として行う患者さんに最適化された多焦点眼内レンズとなります。
テクニスマルチフォーカスの特徴
手術後の眼鏡依存度
上記の結果から、白内障手術後に眼鏡が不要になっている方がたくさんいらっしゃいます。術後のアンケートでは、僚眼に同じ眼内レンズを選ぶと回答した人が94%、また、平均両眼近方裸眼視力は20/25、平均両眼遠方裸眼視力20/20、という結果が出ております。
ハロー・グレアについて
ハローへの回答
術後のハローの訴えに関して、「気にならない」・「あまり気にならない」で約90%となっております。
グレアへの対応
術後のグレアの訴えに関して、「気にならない」・「あまり気にならない」で約95%となっております。
手術費用について
テクニスマルチフォーカルは多焦点眼内レンズとなります。患者さんの目の状態により適応が違いますので、