当院では、院内感染の予防のために、感染症専用の待合と隔離診察室を備えています。また、滅菌機(ヨーロッパ世界水準クラスB)やクリーンルームエアコン(手術室専用)など徹底した感染対策を行っております。
万が一感染が起こった際は、即座に手術室で硝子体手術を行う用意を整えるなど、最善を尽くす用意をしています。
手術機器の滅菌
滅菌機:エルクレーブ・フルオート
エルクレーブ・フルオート MAC-N350Pは、ISO国際規格に準拠した温度設定を採用した高圧蒸気滅菌器です。独自の滅菌プログラムで蒸気浸透性能に優れ、クラス最高レベルの滅菌性能で内腔構造器械(筒状になった機器)や複雑な形状の器材に対しても確実な滅菌が可能です。
滅菌機:カセットオートクレーブ
STATIM G4カセットオートクレーブは、ヨーロッパ規格EN13060基準に適合した「クラスS」滅菌器です。
特徴としては、通常の器具の滅菌と併せて、眼科のハイリスク手術器具の滅菌プログラム(プリオンサイクル)を搭載しており、適切な洗浄と確実な滅菌が可能です。硝子体手術等の手術器具を確実に滅菌するために使用します。また、従来の機器ではできなかった内腔構造器械(筒状になった機器)や複雑な形状の器材の滅菌も可能です。
エアクリーナー
クリーンルーム空気清浄機
手術室のクリーンルーム空気清浄機はエアコンに内臓されたヘパフィルターにより、病院の手術室やICUと同等の清潔さ保てるように設置しております。空気中の浮遊微塵も管理したクリーンルームとなっており、徹底した感染症対策を取っております。