白内障は、主に加齢が原因で発症する病気です。早い方は10代で発症する方もいらっしゃいます。60代になるとほとんどの方が発症し、治療には手術が必要となります。
当院では、白内障手術を『人生に一度のイベント』として考え、皆様に最適な手術を受けていただくために様々な体制を整えております。白内障手術をご検討の方は、当院にご相談ください。
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正確な乱視検査とVERIONを使用した
手術計画、最新白内障手術機器による極小切開
によって、できる限り白内障手術で乱視矯正が
行えるように取り組んでおります。
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白内障手術を開始した後に
通常専門病院へ緊急搬送が必要な
水晶体脱臼や核落下などの難症例手術も
当院で日帰り手術対応しております。
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手術を行うに当たり、
徹底した感染対策を行っております。
・クリーンルームエアコンの導入(手術室専用)
・手術機器の滅菌(ヨーロッパ世界水準クラスB)
当院の院長は、感染症に関して専門に研鑽を
積んでおり、
万が一感染が起こった際の対応まで実施できます。
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白内障の手術は、日帰り手術で実施しております。
日帰り手術は、入院手続きのわずらわしさがなく、
早期社会復帰、入院費用の削減等
患者さんにご負担の少ない方法となります。
白内障は、現在の高齢化社会ではほとんどの方が経験する病気です。多くの患者さんが手術をしてよくみえるようになった、人生が明るくなったと喜んでおられます。
しかし、一方で水晶体を取る手術は一生に一回しかできません。ここ香里園に開業してまず驚いたのが、以前に他院でした白内障手術をやりなおせないか?という患者さんが多く来られることでした。他院で白内障手術を受けたことを後悔して来られる患者さんがおられます。そういう患者さんの多くは決して手術が失敗しているわけではありません。むしろ白内障手術はうまくできていて、矯正視力はよく出ていることが多いです。しかし、前はなかった乱視が出てしまっていたり、見たい距離が見えなかったり、別の病気がみつかったりします。当院で治せるものもありますが、残念ながら治せないものもあります。なんといっても矯正視力が既によくでている目をそれ以上にする方法はありません。患者さんは不満が解決しない場合、一生不満を抱えていかざるを得ません。手術をする前に乱視がわかっていれば、手術をする前にもっと患者さんとコミュニケーションができていれば、手術をする前に白内障以外の病気の診断ができていれば、このように一生の不満を抱えることはなかったでしょう。現在は手術機械が発達し、白内障を取るだけなら、どこで手術をしてもそれほど変わりはなくなりました。しかし、このように白内障があるからといって白内障手術だけを通り一辺倒にしたがために、結果的には患者さんの期待と現実がかけ離れてしまい、不幸なことになっているのです。
当院ではこれらを踏まえ、どうせ「人生に一度」しないといけないのであれば、手術を受ける方全員に笑顔になって帰っていただきたい、白内障手術を通じてその後の生涯が明るいものになってほしいと考えています。白内障手術がまるで幸せな結婚式のようでありたい、絶対に失敗したくない、というコンセプトのもとに白内障の診断・治療を行っております。そのため当院の術前検査は多岐にわたります。検査機械は現在考えられる最高のものを用意しています。その検査の結果、術後の見え方に御満足いただけなさそうな方には手術をおこないません。白内障手術は一生に一回しかできません。そのことを患者さまにもよく考えてほしいと思っています。